この記事のポイント
  • オイルヒーターは、中の難燃性オイルも抜かずに(一部例外を除いて)自治体の粗大ゴミなどへそのまま出せる
  • 自分で集積所まで運び出せるかどうかを基準に、自治体回収とそれ以外の方法を選ぶ
  • 製造5年程度までの人気メーカーの動作品は売れますが、10年以上前の機種やオイル漏れ品は処分前提で考える必要
  • 重くて階段を下ろせないオイルヒーターは、不用品回収レスキューセンターなら1点からスタッフが室内から運び出します

使わなくなったオイルヒーターを前に、「オイルが入ったまま捨てていいの?」「重くて一人では運べない」と言った不安を抱えていませんか。

オイルヒーターと言えば何といってもデロンギが不動の人気ですし、最近はアイリスオーヤマやテクノスなどの手ごろな価格の商品や国産専門メーカーのユーレックスも人気ですね。

先にお伝えすると、オイルヒーターは家電リサイクル法の対象外で、多くの自治体では粗大ゴミとして出せます。

中の難燃性オイルは密封されているので、自分で抜く必要はありません。

この記事では、不用品回収の現場に立つ不用品回収レスキューセンターのスタッフが、オイルヒーターの処分について以下ポイントを解説します。

  • 自治体ごとのオイルヒーターの捨て方区分の違い
  • 粗大ゴミの手順と費用
  • 量販店とメーカーの引き取り
  • 買取されるオイルヒーターの条件
  • 回収業者の選び方

オイルヒーターを自治体のゴミ回収で処分するときは何ゴミ?

オイルヒーターを自治体のゴミ回収で処分するときは何ゴミ?

オイルヒーターは、多くの自治体で粗大ゴミとして出せます。家電リサイクル法の対象外なのでリサイクル券は要りません。

ただし、区分や出し方は自治体ごとに異なります。自治体回収に出す前に確かめたいことを一つずつ解説します。

オイルヒーターの区分が自治体で粗大ゴミ・不燃ゴミ・収集不可に分かれる例

オイルヒーターの区分は粗大ゴミが中心ですが、不燃ゴミと併記する自治体や、市が収集しない自治体もあります。同じ「オイルヒーター」でも、住む地域によって出し方がまったく変わります。代表的な例を表にまとめました。

自治体 オイルヒーターの区分 出すときのポイント
神戸市 大型ごみ 事前申込制・有料で1回5点まで
京都市 粗大ごみ 手数料は1台1,600円
静岡市 不燃・粗大ごみ 葵区・駿河区・清水区とも同じ区分
さいたま市 市では収集しない 処理施設への持ち込みか許可業者へ依頼

神戸市は公式FAQでオイルヒーターを「大型ごみ」と案内しています。京都市は令和7年4月1日からオイルヒーターの手数料を1,600円としています。

静岡市の区分は市の品目ページで確認できます。

注意したいのが、さいたま市のように市が収集しない地域です。さいたま市はオイルヒーターを適正処理困難物の例に挙げ、処理施設への自己搬入か一般廃棄物収集運搬許可業者への依頼を案内しています。

区分は自治体の分別早見表や品目検索で「オイルヒーター」と調べれば確認できます。載っていない場合は、粗大ごみ受付センターに電話で品名を伝えると案内してもらえます。

自治体の回収でオイルヒーターを処分する手順と費用

自治体の粗大ゴミ手数料は品目ごとに決まっています。例えば、京都市ではオイルヒーター1台が1,600円です。

手数料は自治体によって違い、持ち込むと安くなる地域もあります。

粗大ゴミとして出すときの流れは、多くの自治体で次のとおりです。

  1. 分別表で区分と手数料を確認する
  2. 粗大ごみ受付センターに電話かネットで申し込む
  3. コンビニなどで処理券を購入する
  4. 処理券に名前や受付番号を書いて本体に貼る
  5. 収集日の朝に指定の場所へ出す

収集日まで待てて、自宅前まで自分で出せるなら、粗大ゴミをいちばんにおすすめします。費用を最も安く抑えられる方法だからです。

ただし引越しシーズンや年末は予約が埋まりやすく、希望日に出せないこともあります。

重くて運び出せない場合は粗大ゴミ回収は困難

自治体の粗大ゴミは、自宅前や集積所まで自分で運び出すことが前提です。オイルヒーターは製品仕様で10kgを超える機種が珍しくなく、フィンの凹凸で持ちにくいため、運ぶのは無理な方も少なくありません。

特に、階段しかない住まいでは、現場で毎日運んでいても大人2人で持つほうがずっと安心だと感じます。運ぶ場合は、次の点を守ってください。

  • 必ず2人で運ぶ
  • 本体が完全に冷めてから動かす
  • 滑りにくい軍手をはめる
  • 古い毛布で本体を包む
  • 電源コードを本体に巻いて固定する

引越しの日が迫っていて収集日まで待てない場合や、さいたま市のように市が収集しない場合は自治体回収以外の方法が必要になります。スタッフが室内から運び出す不用品回収業者を選べば、運搬の問題はなくなります。

    不用品回収レスキューセンターでは、運搬と搬出をすべてスタッフが行い、第三者賠償責任保険にも加入しています。

    オイルヒーターを処分する前に中のオイルを抜く必要がある?

    オイルヒーターを処分する前に中のオイルを抜く必要がある?

    オイルヒーターの中のオイルは、自分で抜かずにそのまま処分に出すのが基本です。オイルは、燃えにくい難燃性のオイルで、放熱フィンの中に密封されています。

    利用者が取り出すことを前提にした構造ではありません。

    分別表に特別な注意書きがないかだけは、念のため確認しておきましょう。

    ちなみに、石油ストーブの灯油は抜いてから出すのが決まりです。灯油の処分方法は灯油の捨て方の記事で詳しく解説しています。

    万一、自治体から抜くよう指示された場合も、自己判断で作業せず、まずメーカーに処理方法を聞いてください。

    回収業者としては、ご家庭でフィンのネジを外してオイルを抜く作業は避けていただきたいと考えています。床やカーペットにオイルが染み込むと落ちにくく、抜いたオイルの捨て場にも困るからです。

    オイル漏れや故障があるオイルヒーターを処分するときの注意点

    オイルが漏れているオイルヒーターは、通電をやめ、漏れた部分を包んでから処分に出します。にじみ出たオイルが運搬中に垂れると、床や車を汚してしまうためです。

    次の順で準備しておくと安心です。

    1. 電源プラグをコンセントから抜く
    2. 本体が冷めてから古布でオイルを拭き取る
    3. 漏れている部分をビニール袋で包む
    4. 本体の下に新聞紙を敷いて保管する
    5. 申し込むときにオイル漏れがあると伝える

    コードが焦げ臭い、電源がすぐ落ちるといった故障品も、もう一度使って様子を見るのはやめましょう。動作確認のために通電すると、発熱や発煙につながるおそれがあります。

    回収業者には、オイル漏れがあることを必ず伝えてください。

    自治体のゴミ回収が合わないときオイルヒーターはどう処分すればいい?

    自治体のゴミ回収が合わないときオイルヒーターはどう処分すればいい?

    自治体回収が合わないときの選択肢は、量販店、メーカー、買取店、フリマや譲渡、不用品回収業者の5つです。費用だけでなく、手間と運び出しまで含めて比べると、自分に合う方法が見えてきます。基準として自治体回収も並べました。

    方法 費用 手間 運び出し 手放すまでの早さ
    自治体の粗大ゴミ 自治体の手数料(京都市は1,600円) 申込と処理券の購入 自分で自宅前まで 収集日まで待つ
    家電量販店 2,200円(エディオンの例) 店頭へ持ち込むか事前受付 持ち込みは自分で 持ち込めばその場
    メーカー回収 2,000円(税抜)と送料(ユーレックスの例) 連絡と梱包、発送 発送できる場所まで 発送の手配しだい
    買取店 値がつけば収入になる 査定の依頼 出張買取なら不要 査定日しだい
    フリマ・譲渡 送料と手数料(手渡しなら0円) 出品とやり取り、梱包 自分で 相手が見つかるまで
    不用品回収業者 業者の料金 電話やフォームで依頼 スタッフが室内から 業者によっては即日

    粗大ゴミと業者の違いは、粗大ゴミと不用品回収の比較記事でも詳しく比べています。

    家電量販店でオイルヒーターを引き取ってもらう

    家電量販店の中には、オイルヒーターを有料で引き取る店があります。例として、エディオンはオイルヒーターを特殊家電として扱い、1台2,200円で引き取っています。

    店頭への持ち込みが基本で、配達時に引き取ってもらうには事前の受付が必要になります。買い替えのついでに頼めるため、新しい暖房器具を買う予定がある方には便利な方法です。

    ほかの量販店やホームセンターは、引き取りの有無も料金も店舗ごとに違います。購入予定の店に、オイルヒーターを引き取れるか電話で確認してから持ち込みましょう。

    メーカーでオイルヒーターを回収

    デロンギ製のオイルヒーターはメーカーが回収してくれる(送料はユーザー負担)ので、詳しくはデロンギのオイルヒーターの処分方法をまとめた記事をご覧ください。

    デロンギ以外にも、オイルヒーターの廃棄を受け付けているメーカーがあります。国内メーカーのユーレックスは、サービスセンターに連絡すれば、廃棄費用2,000円(税抜)で引き取ります。こちらも送料は利用者の負担です。

    送料と梱包の手間は結構な負担になります。

    リサイクルショップや買取店にオイルヒーターを売る

    まだ使えるオイルヒーターは、リサイクルショップや買取店に売れる可能性があります。売り方は以下3つです。

    • 店頭
    • 出張
    • 宅配

    重さを考えると出張買取がいちばん負担の少ない方法です。

    店頭買取は車で運べる方に向いていて、その場で金額がわかります。宅配買取は箱と緩衝材の用意が必要で、大型の本体は梱包の手間がかかります。

    暖房器具は秋から冬にかけて欲しい人が増えるので、手放すと決めたら早めに査定を頼みましょう。

    フリマアプリやジモティーでオイルヒーターを譲る

    フリマアプリで売る場合は、送料と梱包の手間が大きな負担になります。オイルヒーターは重くてかさばるため、大型の配送サービスを使うと、送料だけで売上の多くが消えることもあります。

    手元に残るお金より、梱包材を集めて箱詰めする手間のほうが大きくなりかねません。

    ジモティーなら、近所の人に手渡しで譲れるので送料はかかりません。動作の状態や傷を正直に伝え、受け渡しは玄関先で済ませると安心です。

    不用品回収業者にオイルヒーターの処分を任せる方法

    不用品回収業者に頼めば、オイルヒーターを置いてある部屋から運び出すところまで任せられます。日時を指定でき、ほかの不用品も一緒に引き取ってもらえるのが特徴です。

    依頼の流れは以下のようにシンプルです。

    1. 電話かフォームで連絡
    2. 見積もりを確認
    3. 作業
    4. 支払い

    見積もりの金額に何が含まれているかは、作業前に必ず確かめておきましょう。

    不用品回収レスキューセンターは、オイルヒーター1点からの依頼を受け付けています。24時間受付・365日対応で、最短即日の回収にも対応しています。お見積もりはお問い合わせフォームから気軽にどうぞ。

    買取される中古オイルヒーターの条件は?

    売れる中古オイルヒーターの条件は?

    処分予定のオイルヒーターが売れるかどうかは、メーカー、年式、動作の状態でほぼ決まります。捨てる前に条件を確認しておけば、処分費用を払わずに済む場合があります。

    以下で詳しく見ていきましょう。

    オイルヒーターに買取価格がつきやすいメーカー・年式・付属品の条件

    オイルヒーターに値がつきやすいのは以下に適う品物です。

    • デロンギやユーレックスなどの人気メーカー
    • 製造から5年程度までの年式
    • 電源と温度調節が正常に動く状態
    • リモコンや取扱説明書がそろっている
    • サビや大きな傷がない外観

    目安として製造から5年程度までの機種なら、査定に出す価値があります。

    年式は本体の側面や裏にある型番シールで確認できます。査定前にフィンのほこりを拭き取っておくと見た目の印象もよくなります。

    不用品回収レスキューセンターでは、回収にうかがった際に、買い取れるものはその場で買い取ります。ただし古すぎる家電は買取の対象外です。

    買取を断られやすいオイルヒーターの特徴

    製造から10年以上たった機種や、ノーブランドの製品は買取を断られることがほとんどです。オイル漏れやサビがあるもの、コードが傷んでいるものも、安全面から再販できません。

    キャスターが欠けている、操作パネルが黄ばんでいるといった見た目の劣化も査定では大きく響きます。

    値がつかないとわかったら、売ることにこだわらず、手間と費用の少ない処分方法に切り替えましょう。売れるか迷う場合は、回収と査定を同時に頼める業者を選ぶと二度手間になりません。

    オイルヒーターの処分を不用品回収業者に頼むべきなのはどんなとき?

    オイルヒーターの処分を不用品回収業者に頼むべきなのはどんなとき?

    オイルヒーターの処分を業者に頼むべきなのは、期限がある、自分で運べないといった事情があるときです。

    オイルヒーターの処分を業者に頼んだほうがよいケース

    業者に頼んだほうがよいケースには、次のようなものがあります。

    • 引越しまで日数がない
    • エレベーターなしの2階以上にある
    • 自治体がオイルヒーターを収集しない
    • 実家整理で何台もまとめて処分したい
    • ほかの暖房器具も一緒に片付けたい

    不用品回収を行う私も、オイルヒーター1台だけで時間に余裕があるなら、業者より行政の粗大ゴミを選ぶほうが合理的だと思います。一方で、実家の片付けで複数台が出てくると、自治体の点数制限や運び出しの手間が一気に重くなります。

    不用品回収レスキューセンターでは、トラックに積めるだけ積める定額パックでまとめて引き取ることができます。

    石油ストーブや石油ファンヒーターも一緒に処分する場合は、石油ストーブの処分方法と石油ファンヒーターの処分方法の記事もあわせてご覧ください。

    オイルヒーターを業者に回収してもらうときの費用相場

    オイルヒーター1台だけを業者に回収してもらう場合、費用は数千円台です。料金は、基本料金と品目ごとの料金を足す方式か、トラックの荷台単位で決まる定額パックが一般的です。

    階段での運び出しや台数、ほかの不用品の量によって金額が変わります。

    不用品回収レスキューセンターの定額パックは次の3種類です。

    • ワゴン車パック8,800円〜
    • 軽トラ乗せ放題11,000円〜
    • 1〜2tトラック乗せ放題44,000円〜

    現場で無料見積もりを出し、見積もり後に追加料金をいただくことはありません。

    支払いはクレジットカード、PayPayなどの電子決済、現金、振込に対応しています。

    オイルヒーターの回収を任せられる業者を見分けるポイント

    オイルヒーターを任せる業者は、許可の有無と見積もりの中身で見分けます。家庭のごみを回収するには、一般廃棄物収集運搬業の許可か、自治体からの委託が必要です。

    依頼する前に、次の点を確認しておきましょう。

    • 許可の種類と許可を出した自治体
    • 見積書の品目ごとの内訳
    • 追加料金が発生する条件
    • 会社の所在地と固定の連絡先

    許可の考え方は不用品回収業者の許可を解説した記事で詳しく説明しています。街を回る無料回収トラックにオイルヒーターを渡すと、積んだあとに料金を請求されることがあります。ト

    ラブルの例は無料回収のリスクをまとめた記事で確認できます。

    まとめ

    オイルヒーターを処分すると決めたら、最初の10分でできることがあります。

    1. 自治体の分別表で「オイルヒーター」の区分と手数料を調べる
    2. 本体の型番シールで年式とメーカーを確認する
    3. 自分で運び出せるか、いつまでに手放したいかを明確にする

    収集日まで待てて自分で出せるなら、自治体の粗大ゴミに申し込みましょう。年式が新しく動くものなら、捨てる前に買取の査定を頼むのが先です。

    重くて運べない、引越しまで日がないという場合は、不用品回収レスキューセンターにご相談ください。

    関西・関東・東海・東北で24時間受付しており、オイルヒーター1点からスタッフが室内から運び出します。

    お電話、お問い合わせフォーム、LINEからお気軽にご連絡ください。

    よくある質問

    粗大ゴミ以外でオイルヒーターを処分する方法はありますか?

    粗大ゴミ以外にも、次の方法があります。

    • 家電量販店の有料引き取り
    • メーカーの廃棄受付
    • リサイクルショップへの売却
    • ジモティーでの譲渡
    • 不用品回収業者への依頼

    重くて運べないときは、室内から運び出してくれる方法を選びましょう。

    オイルヒーター1台だけでも不用品回収業者に頼めますか?

    1台だけでも頼めます。ただ単品の回収は出張の手間がかかるので、時間に余裕があり自分で運び出せるなら、自治体の粗大ゴミのほうが安く済みます。

    不用品回収レスキューセンターは1点から受け付けており、階段での運び出しもスタッフにお任せいただけます。

    よく街中を回っている無料回収のトラックにオイルヒーターを渡しても大丈夫ですか?

    おすすめできません。積み込んだあとに作業費を請求されたり、回収品が不法投棄されたりするトラブルがあるためです。

    オイルヒーターを渡す業者は、許可の種類と見積書の内訳を確かめてから選んでください。不用品回収レスキューセンターは現場で無料見積もりを出し、その金額から追加料金をいただくことはありません。