ベッドマットレスの処分で迷わない！プロが教えるおすすめの捨て方4選と費用相場

「ベッドマットレスを買い替えたいけれど、今の大きいやつはどうやって捨てればいいんだろう……」そう悩んでいませんか？

マットレスは家の中でも一際大きく、重いもの。いざ捨てようと思っても、自治体で断られたり、業者に高い料金を言われたりしないか不安ですね。実は、ベッドの処分には素材に合わせた最適なルートがあり、これを知っているだけで数千円以上の節約や、重労働の回避ができるんです。

この記事では、現場のプロがあなたの状況に合わせたマットレスの「一番賢い捨て方」を分かりやすくお届けします。読み終わる頃には、スッキリと部屋を片付ける具体的なステップが見えているはずですよ。

実家じまいの不用品回収は不用品回収レスキューセンターにお任せください。お急ぎの方には即日対応も可能です。無料でお問い合わせいただけますので、まずはお気軽にお電話、メール、またはLINEでご連絡ください。

まずは中身をチェック！マットレスの捨てやすさを決めるスプリング

マットレスをどう捨てるか考える前に、一番大切なのが中身がどうなっているかを確認することです。なぜなら、金属のバネ（スプリング）が入っているかどうかで、自治体のルールや処分費用がガラリと変わるからなんですね。

スプリング入りは処理困難物扱いになることも

金属製のコイルがぎっしりつまったスプリングマットレスは、実は処理がとても大変な品目です。布やウレタン、金属が複雑に組み合わさっているため、多くの自治体では専用の設備で細かく分解しなければなりません。

そのため、地域によっては「適正処理困難物」として、通常の粗大ゴミでは受け付けてくれないこともあるのです。まずは、お住まいの地域のゴミ出しパンフレットで、スプリングマットレスが回収対象かどうかをチェックしてみてください。

ノンコイル（ウレタン等）なら自分で切って捨てられる？

一方で、ウレタンや高反発ファイバーだけのマットレスは、扱いがぐっと楽になります。これらは金属が入っていないため、カッターなどで30cm角程度に小さく裁断すれば、自治体の「燃やせるゴミ」や「燃やせないゴミ」として出せる場合が多いです。

多少の手間はかかりますが、この方法なら処分費用を無料に抑えることができます。タイパよりもコスパを重視したい方には、ぜひ試してほしい裏ワザです。

DIY解体の意外なリスク

「スプリング入りも自分で解体すれば安くなるのでは？」と考える方もいらっしゃいますが、これは絶対におすすめしません。

マットレスの内部にあるバネは強い力で圧縮されているため、無理に切断しようとするとバネが跳ね返って目や体に当たる大怪我のリスクがあるからです。

また、解体中に出る大量のウレタン屑でお部屋が真っ白になってしまうこともあります。安全と後の掃除の手間を考えれば、スプリング入りはプロの手を借りるのが一番です。

一番安くマットレス処分するなら自治体の粗大ゴミ収集が王道

コストを最小限に抑えたいのであれば、やはり自治体のサービスを利用するのがベストです。民間業者に比べて圧倒的に安く、信頼性も抜群です。

自治体の粗大ゴミ収集を予約するステップ

自治体で捨てる場合は、まず「粗大ゴミ受付センター」に電話かネットで予約を入れましょう。

予約が取れたら、指示された金額の粗大ゴミ処理券をコンビニで購入し、マットレスの目立つところに貼り付けます。あとは指定された日の朝に、玄関先などの指定場所に出しておくだけです。

費用は地域によりますが、1,000円から2,500円程度で済むことがほとんどです。

自分で持ち込めばさらに安くなる自己搬入

もし、マットレスを運べる車（軽トラなど）をお持ちなら、自治体のゴミ処理施設へ直接持ち込む「自己搬入」という手もあります。これなら収集予約を待つ必要がなく、当日中にスッキリ片付けられますし、料金も重さによる従量制で数百円程度で済むこともあります。

ただし、施設によっては事前の電話連絡が必要な場合もあるので、確認してから向かってください。

搬出作業は「怪我」と「お部屋の傷」に注意して

自治体収集の最大の難点は、指定の場所まで「自分で運ばなければならない」ことです。大きなダブルサイズともなれば、一人で運ぶのはとても危険です。

無理をして壁に穴を開けたり、腰を痛めたりしては、せっかく安く捨てても代償が大きすぎますよね。以下に気をつけて安全第一で進めるようにしましょう。

• 必ず大人二人以上で作業する
• 角を曲がる時は毛布などで保護する

買い替えならお店の引き取りサービスが手間なしでお得

新しいマットレスを買う予定があるなら、これを利用しない手はありません。新しいものが届くと同時に古いものを引き取ってくれる非常にスマートな方法です。

ニトリやIKEAなどの大手チェーンを活用

家具大手のニトリやIKEAでは、購入時に古いマットレスを引き取ってくれるサービスがあります。例えばニトリなら1回4,400円（税込）で、他社製のマットレスでも同数・同容量であれば回収してくれます。

IKEAでは、15,000円以上のマットレス購入を条件に、引き取り手数料が無料になることもあります。自分で外に運び出す手間がないことを考えれば、非常にコスパの良い選択肢と言えます。

エアウィーヴ等のメーカー直送品も要チェック

最近人気の高いエアウィーヴなどのメーカーでも引き取り対応を行っています。他社製のマットレスでも1点5,500円（税込）程度で引き取ってくれることが多く、自治体ほど安くはありません。

それでも、プロが室内から運び出してくれる安心感があります。

引越し業者に依頼する場合も3,000円程度から対応してくれることがあるので、見積もり時にさらっと相談してみるのが賢いやり方です。

サービスの条件は必ず事前に確認を！

便利な引き取りサービスですが、注意したいのが「同等品・同数」というルールです。シングルを買ってダブルを引き取ってもらうのはNGだったり、オンラインショップでは対象外だったりすることもあります。

また、二段ベッドなどの特殊なものは断られるケースもあるので、購入ボタンを押す前に必ず規約を確認するか、店員さんに声をかけておくのが安心です。

最速でマットレスを処分！不用品回収業者の賢い選び方

「明日までに部屋を空けたい」「重くて自分では1ミリも動かせない」そんな時に頼りになるのが不用品回収業者です。

回収業者を使うメリットと気になる費用相場

業者の良さは、なんといっても「速さ」と「お任せできること」にあります。早ければ電話したその日に来てくれますし、ベッドからの取り外しや搬出もすべてプロがやってくれます。

費用は、単品だと10,000円前後、他のゴミと一緒に頼む「パック料金」ならさらにお得になることもあります。

忙しい方や力仕事に自信がない方にとっては、時間を買うという意味で非常に価値のある選択肢です。

悪徳業者に騙されない！許可の有無を確認

残念ながら、不用品回収の世界には、後から高額な料金を請求してくる悪質な業者も存在します。見分けるポイントは、自治体から「一般廃棄物収集運搬業許可」を得ているかどうかです。

トラックで街を巡回しながら「無料で回収します」とアナウンスしている業者は無許可のケースが多いので注意してください。HPに許可番号が載っているか、会社の住所がハッキリしているかを確認するのがトラブルを避ける第一歩です。

プロが教える安く依頼するための相見積もり術

業者に頼むなら、最初から1社に決めるのではなく、必ず2〜3社から見積もりを取りましょう。他社の金額を伝えることで、値引きに応じてくれることも珍しくありません。

また、見積もり時には「追加料金は一切発生しないか」を念押しで確認し、可能なら領収書を事前にもらえるか聞いてみてください。しっかりした業者なら、内訳を明確にした見積書を快く出してくれるはずです。

まだ使えるマットレスなら売る・譲るというエコな選択肢

「まだ買って1年も経っていない」「ブランド物で綺麗」という場合、捨てるのはもったいないですね。

中古マットレスはブランドと状態が命

正直にお伝えすると、中古のマットレスは肌に触れるものなので、買取ハードルはかなり高めです。買取が期待できるのは、シモンズやシーリー、テンピュールといった高級ブランドに限られるのが現実です。

それ以外の量販店モデルだと、どんなに綺麗でも値がつかないことが多いんです。シミやへたりがある場合は、残念ながら「売る」よりも「捨てる」方を優先したほうが時間を無駄にせずに済みますよ。

リサイクルショップやフリマアプリの活用法

ブランド品なら、出張買取に対応しているリサイクルショップに査定を依頼してみましょう。自分ですべて行うならメルカリなどのフリマアプリもありますが、マットレスは送料が非常に高くつくのが難点です。

直接引き取りに来てくれる人を探せる「ジモティー」などの地域掲示板なら、送料をかけずにタダで譲ることができ、処分費用を浮かせることができるのでおすすめです。

査定額を少しでもアップさせるコツ

もし売却を検討するなら、査定前にできるだけ綺麗にしておくのが鉄則です。掃除機で表面のホコリを吸い取り、消臭スプレーでニオイをケアするだけでも印象がガラリと変わります。

また、保証書や取扱説明書が残っていれば、必ず一緒に提示しましょう。これだけで「大切に使われていたんだな」と評価が上がり、数千円の差が出ることもあるんです。

まとめ

ここまで様々な処分方法を見てきましたが、いかがでしたか？最後に、失敗しないためのポイントをもう一度おさらいしましょう。

まずはマットレスの中身を確認し、安さ重視なら自治体の粗大ゴミ、手間をかけたくないなら買い替え時の引き取りや専門業者の利用を検討するのが一番の近道です。特に大きなマットレスは、無理をして自分で運ぼうとせず、安全をお金で買うという判断も大切になります。

この記事を参考に、あなたにとって一番ストレスのない方法で、新しい寝室環境への一歩を踏み出してください。もし何か困ったことがあれば、私たち不用品回収レスキューのような専門業者も力になります。

私たち不用品回収レスキューはお客様の不安に寄り添い、最適な解決策を提供できる専門家です。まずは、現在の状況を整理するためにも、無料見積もりや無料相談をご活用ください。

よくある質問

スプリング入りのマットレスを普通のゴミとして出すことはできますか？

解体してゴミ袋に入れれば、無料で捨てられますか？